ベーシックインカムを導入して失敗したナウル共和国の末路とは?

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ベーシックインカムとは

ベーシックインカムとは、政府が国民に対し生活する上で、必要となる必要最低限の現金を無条件で支給する制度です。

ベーシックインカムの導入は、複雑な社会保障制度を一本化して、スリム化できるメリットがあります。

しかし一方で、労働者の働く意欲が減退するなどのデメリットもあるため、ベーシックインカムの導入対し否定的な人が多いのが事実です。

現在、フィンランドやスイスなどで、ベーシックインカムの導入が議論されていますが、今のところ導入にはならない公算が大きいです。

ベーシックインカムを導入したナウル

世界に先駆けて、ベーシックインカムを導入した国があります。それは「ナウル」(ナウル共和国)になります。

そして、ベーシックインカムを導入して、現金の支給のみならず、所得税や消費税、医療や教育などの負担もゼロにしました。

ちなみに、ナウルは太平洋に浮かぶ、国土面積がわずか21平方キロメートルの独立国家で、バチカン、モナコに次いで小さく、人口も1万人程度と少ない国です。

ナウルの繁栄は「リン鉱石」

ナウルが、なぜ現金の支給だけでなく、その他のことについても完全無料にできたのか?

それは、豊富な「リン鉱石」があったからです。

膨大な時間を掛けて、アホウドリを始めとする海鳥の糞が、堆積されることで生成されたリン鉱山は、良質な化学肥料の原料となるため高値で取引されています。

しかし、リン鉱石立国として1968年に独立国家となった彼らの繁栄は、無計画なリンの採掘により、その後15年と持ちませんでした。

現在のナウルについて

繁栄していた当初は、国民は1周30分で回れる狭い国土に、不要な高級外車を買い漁り、食事は外食ばかりで、海外にショッピングに出向き散財しました。

そんなことをしていれば、限りある資源は枯渇してしまい、破綻するのは当然です。そして彼らは驚くことに、働いて稼ぐことを知らないといいます。

その結果、富を失っても国民の就業率は「10%程度」(失業率は90%)で、その10%のうちの「約95%」は公務員という、なんとも異様な国になってしまいました。

また、断トツで世界一の「肥満国」(国民の79%が肥満)であり、多くの国民が糖尿病などで苦しんでいるそうです。

最後に

タラレバの話しになってしまいますが・・・

現金を支給して贅沢三昧するよりも、そのお金を教育や投資などに使っていれば、もしかしたら国として繁栄していたかもしれないと思います。

その結果として、失業率が90%もの国にはならなかったのでは?と思います。

また、倹約して摂生していれば、国として肥満国になることもなく、糖尿病などの病気で苦しむこともなかったと思います。

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