日本人の平均貯蓄額は一体いくらなのか?統計データの罠とは!?

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日本人の平均貯蓄額

金融広報中央委員会が2015年11月、2人以上の世帯を対象とした「家計の金融行動に関する世論調査」を公表しました。

調査の結果、金融資産の保有額(貯蓄額)は、平均「1,209万円」で、2014年より「27万円増」という内容でした。

日本人の年収は、年々減少傾向にありますので、前年度の調査より27万も増えたとはにわかには信じがたいのですが、これが真実です。

年代別平均貯蓄額

20代「189万円」
30代「494万円」
40代「594万円」
50代「1,325万円」
60代「1,664万円」

年代別の平均貯蓄額は上記のようになっています。

この結果を見て思うこと。

年代別の平均貯蓄額を見ると、当たり前の話しですが、年齢と共に貯蓄額も増えています。また、50代になると急激に平均貯蓄額が上がっています。

これは一体どういうことなのでしょうか?

それは、今の50代以上の人が、収入的に恵まれた環境にあったということだと思います。

逆にいえば、今の20代~40代の人は、今の50代以上の人と比べると、これから収入的に厳しくなり貯蓄額も下がる傾向になると思っています。

中央値

しかし、その貯蓄額での「中央値」は「400万台」の人です。

中央値とは、データを小さい順に並べたとき中央に位置する値のことです。たとえば5人の人がいるとき、その5人の年齢の中央値は3番目に年寄りな人の年齢のことです。

これは、日本人の貯蓄額で一番多いのは「400万台」の人が一番多いということです。

そこで、中央値と平均値と比べると「3倍程度」の開きがあります。

最後に

日本人の平均貯蓄額を見たり聞いたりすると、多くの人が1,000万以上も貯蓄しているのか?と誤解をしてしまいそうですが、実は、貯蓄額で一番多いのは、上記に書いた中央値から400万台の人だということです。

また、日本人の平均貯蓄額について、ニュースやネットで見る機会も多いと思いますが、平均はあくまでも平均であって、それよりも注視すべきところは「中央値」だと思います。

その中央値を見ることで、日本人の多くが貯蓄額400万台と確認できますから、自分の貯蓄額と比較するときなどは、平均値を見るより中央値を見た方が役に立つと思います。

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