価格破壊を生んだ「牛丼戦争」が最近終結したらしい。

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牛丼の低価格化

牛丼といえば「低価格」で食べられる「庶民の見方」として有名な食べ物だと思います。

しかし、その牛丼については、10数年前から価格競争が始まり、どの牛丼チェーン店でも我先にと価格を低く設定して集客を競ってきました。

では、その低価格を実現するために何をやったかというと、徹底的な「コストカット」、いわゆる「人件費の削減」です。

人件費の削減

そこで、人件費を削減するために、各牛丼チェーン店は何をしたかといえば「ワンオペ」(1人で店内を切り盛りすること)をすることで人件費を下げ価格競争に対応しました。

そのワンオペをした結果起きたことといえば、1人のバイトでは客をさばける量には限界があり店内が混んで来ると「客の注文を待たせる」「注文と違うものを作ってしまう」などの不手際が頻発しました。

さらに酷いのは、そこで働いているバイトが仕事が忙し過ぎて「休憩を取れない」「トイレに行けない」などの問題も発生しました。

また、店内には1人しか従業員がいないので、深夜などは防犯上よろしくないということで、仕事がキツイ「牛丼屋=ブラック企業」ということになり、社会的に大批判されることとなりました。

牛丼戦争に終止符?

そこで、ワンオペを急遽中止して、どの店も2人体制以上のバイトを配置するようになるも、
今度は人件費が高くなってしまい、またバイト自体も集まらないなどの問題が起き閉店する店が相次ぎました。

このワンオペの廃止で一番の打撃を受けたのは「すき家」で、ここにきて急激に店舗を増やし過ぎたツケが回って来てしまう形となってしまいました。

また、価格競争でトップを走ってきたすき屋については、吉野家や松屋の商品を模倣したものが多く、その模倣で品数を増やした結果、バイトがその品数の多さや商品を作る手間について行けず、オペレーションが崩壊することになりました。

ここで、価格競争だけでのし上がって来たすき屋の売上が激減し、牛丼戦争に終止符が打たれることになったそうです。

最後に

今回のすき家と同様に、吉野家も過去に同じ様な失敗をしていて、無茶な拡大戦略をしたことで、そのしわ寄せが来たコストカットにより崩壊して会社更生法の適用を受ています。

そこで、今回売上が激減してしまったすき屋に対し吉野家は、過去の失敗を活かし「同じ鉄は踏まかった」ということになるんだと思います。

また、マクドナルドなども価格を下げ過ぎ経営に失敗していますので、どんな商品でも価格を下げるのは買う方としてはありがたいのですが、売る方としては価格を限界まで下げるというのは苦渋の決断なんだと思います。

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